大人になっていくことの意味。

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20代が終わるまで気がつけば半年を切っていた。
30歳になったからと言って、自分の何かが変わるわけではない。
なのに、時間は経過していく、というただただ当たり前の事実はなかなかに重いものだ。


20代半ばぐらいまでは、一日一日が永遠に続くような感覚があった。
来年も再来年も、同じような日々が来るような。
だからか、惰性的な怠惰な生活を謳歌していた。それは楽しかった。
当時、浜崎あゆみのfaialy land という曲の世界観に親近感を感じた。
歌詞を引用させていただくと、『僕たちは今最も永遠に近い場所にいる』。
永遠に近い場所にいたと思う。

PVのラストで建物が燃え落ちるように、永遠を生きることはできないけれど。


20代後半は思えば苦労が多かった。
30歳になる前に、苦労の山を一つ越えられた気がするのは財産。


どうやって歳をとっていくのだろう。
どうやって歳をとっていきたいのだろう。
一度も答えが出たことがないけれど。
強いて言えば、将来自分を振り返った時に
色鮮やかな景色をみたい。
そんなことを、考えました。